街で人気のカフェ。
その人気カフェのメニューを考案することも大豆ミートスペシャリストのお仕事です。
お友だちの間で話題になっているカフェのメニューを自分が考案したとなれば、ちょっと嬉しくなってしまいますよね。
そんな夢みたいな話…、
と思うかもしれませんが、夢みたいな話が実際にあるんです。
夢みたいな話が現実に起こる、そのヒミツは「食習慣」の変化にありました。
グングン伸びるベジタリアン・ヴィーガン食の需要
もはや“世界的な常識”となりつつありますが、動物性食品を食べないベジタリアンやヴィーガン人口が増えていることをご存じですか?
理由は様々ですが、「健康のため」「気候変動防止のため」「動物保護のため」などの背景により、植物性食品を好んで食べる人は年々増え続けているようです。
それなのに、身の回りでベジタリアンやビーガンに対応している飲食店っていくつ思い浮かびますか。よくても「1件くらいは…」という方が多いのではないでしょうか。
それもそのはず。
日本ではベジタリアンやビーガンに対応している飲食店がまったくと言っていいほど足りてないからです。
その証拠として、観光庁が実施した外国人ベジタリアン・ヴィーガンへのアンケート調査をご紹介します。このアンケートには「日本はベジタリアン・ヴィーガンに対応した飲食店等の数が少ない」と日本の対応が“不十分である”と言う意見が多数寄せられました。
なので観光庁では、飲食店等において多様な食習慣を有する外国人旅行者の受入態勢を強化を目的として「飲食店等における外国人ベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」を作成しています。
これは日本の飲食事業者は、基礎知識や対応方法などが十分でない可能性があると判断したからですね。
このようにカフェやレストランの経営者としても、「これからますます拡大してくる需要に対応したい」でも、「どうしたらいいかわからない」というのが本音のようです。
そこで注目されるのが、大豆ミートの専門的な知識を有する『大豆ミートスペシャリスト』ということなんですね。
多様化した食文化を支えるスペシャリスト人材
では、大豆ミートスペシャリストに求められる能力にはどのようなものがあるのでしょうか。
大きくわけて3つの視点から能力を身につけていきたいです。
まず1つ目。
大豆ミートスペシャリストは大豆ミートの知識だけでなく、ナチュラルフードの知識や、美容・健康、環境問題、食料問題など『多方面からのアプローチができる知識』が求められます。大豆ミートだけ知っていればいい、というわけではないということです。
そして2つ目。
『トレンドを読む力』も重要なポイントになってくるでしょう。
たとえば、美容や健康意識の高い人むけに「美と健康は食事から」をコンセプトにした、野菜たっぷりで見た目がオシャレ、そして体に優しい。そのようなイメージが今はあります。
しかし、これから先は「シンプルに美味しく提供」することがメインとなっていきそう。
という様に、時代の流れを読みながら適切なニーズに応えていくことが求められるということです。
大豆ミートスペシャリストは、時代に求められる食文化のベースづくりを担っていくのです。
そして、最後の3つ目。
どうしても欠かせない大切なことが『コミュニケーション能力』です。
飲食店オーナーさんの意向を汲み取り、円滑で適切に進めていくためには欠かせない能力と言えるでしょう。
この3つが大豆ミートスペシャリストに求められる能力です。
とはいえ、「そんなこと私にはできない」なんて声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。
大豆ミートスペシャリスト講座は、ビジネスパーソンとしての基本的なスキルも身につけながら、大豆ミートのプロとして期待に応えられる知識をワンストップで学ぶことができるのです。
なぜそんな事ができるのかといえば、私が10年以上もの間ずっと大豆ミートに関わり続け、企業のメニュー開発、カフェにレシピの提供、料理教室を実際に行ってきたからです。
大豆ミートスペシャリスト講座は、他の料理教室やプロ料理家を養成する講座にはない独自のノウハウが詰め込まれています。
なので、普通の主婦でも人気カフェのメニューを作成したりすることができるというわけでした。
もし、あなたが人気カフェのメニュー作成に携わることになったら…
想像するだけでワクワクしてきますね!